この記事では、子育て中の方向けに幸せなお金の使い方について紹介します。
お金って、何にどう使えば幸せになれるんでしょうか。私をはじめ家計を預かるお母さんにとっては大きなテーマですよね。
このお金の使い方について、体験に使うとより幸福感が高まるという研究結果があります。
確かに、自分の人生を振り返っても、モノを買って後悔はあるけど、体験して後悔はありません。
お金・幸せ・モノ・体験…
家族にとって幸せなお金を使っていくにはどうすればいいのか。体験談まじえて紹介します。
幸福度が高いお金の使い方
脳科学者の茂木健一郎さんは、こんな話をしています。
経験のためにお金を使う「生きたお金の使い方」をすると脳が喜びを感じます。一方で物を買い集めて部屋に飾っておくためだけにお金を使うのをお勧めできません。なぜなら経験につながらないからです。茂木健一郎 「習慣2モノより経験にお金を使う」『PHP2016年7月号』 p27
経験にかけたお金は後悔したことがない
この話を聞いてそういえば!と思ったのが、経験にかけたお金って後悔したことがないということ。
私は家計簿をつける時に反省かねて、買った商品に対して振り返りをしています。
「これは買わなくてよかった」「もっと安いのでも事足りた…」
無駄遣いの洗い出しです。
恥ずかしいことに、やってみると結構出てくるんですよね。
この服買ったけど案外出番ない…とか、便利グッズと思って買ったけどめったに使わないとか、この用途なら100円均一のでも代用できたよ!などなど。
「もの」に対する駄目だしは結構あります。(^^;ゞ
こうすることで次回買い物時の教訓にして…るはずなんですが毎月何かしら出てきちゃう(笑)
経験に使ったお金は無駄にならない
一方で普段の食費など50円、100円とシビアに節約してる金銭感覚からいえば比較的大胆にお金を使っているはずの、レジャーやイベント。
結婚前、遠距離時代に夫に会うためだけに使った夜行バスのお金。結婚してから息子と一緒に楽しんだレジャー、家族のお祝いに買ったケーキやお花…。
いわば形の残らない「消え物」
ですが、これに関して「買わなくてよかった」と思ったことがないんです。
ものに関しては手放せば購入当時の金額が返ってきます、といわれれば「是非」と手放せるものも結構あります。
でも当時使ったお金、まるごと返ってきますから思い出もゼロにしますね、と言われたら「いやいやいや!!」ってなっちゃいます。
今の自分の中に根付いている「幸せ」を作っているのは「経験」や「思い出」なんですね。
まとめ ものより経験にお金を使うと幸せ度は上がる」
幸せな記憶は経年劣化しない。月日が経つと、より輝く
節約しすぎたり、つい無駄遣いしちゃったり…。
幸せなお金の使い方はバランスが難しいですよね。
ハッピーになれるお金の使い方の秘訣は、どちらか迷ったら「モノより、経験」を選ぶことにあるようです。
ものはどんどん劣化していきます。
しかし家族や大切な人や友人と笑いあった思い出や、幸せな記憶は劣化しません。
むしろ嬉しい・楽しい・幸せ・の感情は、月日が経つとよりキラキラと輝きを増します。
数年後に思い出して、また同じような幸せな感覚にひたれたりもしますよね。
今の生活の家族の笑顔も大切
子供が小さい時は貯蓄のチャンス!との説もあり、私はつい気合入れて節約思考になってしまいがち…
一方、まだ小さいの息子と思い出が家族で作れるのも、今の瞬間だけなんだなぁとも思います。
先の貯金も大切ですが、今の生活の家族の笑顔も大切に。
ものをたくさん買う生活が、イコール幸せではない。
だから、ものを買うのは超シンプルに厳選して、浮いたお金は家族の思い出や笑顔をたっぷり増やせる、イベントやお出かけや思い出作りに。
使うところ・しめるところのバランス感覚を磨いて、家族の幸せに繋がるお金の使い方をしていきたいなぁと思います
家族が幸せになるお金の使い方シリーズ
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