イラストレーターが強みと才能を探ってみた【体験記】『ストレングスファインダー2,0(新板)』

資料・写真・イメージを比較する水彩イラスト ハリネズミのイラスト

こんにちは♪大阪のイラストレーター、いぬいさえこ@Inui_Saekoです。

 

自分がどんな才能を持っているか、何が強みで、どんな手札を持っているのか、気になりませんか?

 

絵かきとしてもっともっと成長したい!ということで、才能を調べるテスト「ストレングスファインダー2,0(新板)」に挑戦してみました。

 

「ストレングスファインダー~さあ、才能に目覚めよう~」とは

ささっとまとめるとこんな感じ

ストレングス・ファインダーってどんな本なの?

 

・書籍にウェブテスト用のアクセスコード(1回分)が付属

 

180の設問からなるウェブテストを受けることができる

 

34の資質(才能)の中から、トップ5つの強みがわかる

 

・書籍やWEBの診断結果で、強みや行動アイデアを解説

 

・2017年4月により精度が上がった新板(2.0版)が発売

 

ストレングス・ファインダーの面白い!と思ったところ

200万人の行動パターンに基づく統計学が根拠

面白いと思った、ひとつめはこれ。

 

私は幻想的なイラスト描くのは好きですが、一方で超現実的でシステマチック。

 

星占いなど、根拠があやふやな診断は苦手です。

 

その分ストレングスファインダーは、180の設問への自らの回答が根拠になってるところに惹かれました。

 

設問と回答の組み合わせで導き出される資質は、200万人の膨大な行動パターンの分析から算出されているとのこと。

 

自分で回答を選べる・データをもとにした統計学…

 

自分の意志も反映される上に、膨大なビックデータから自分の特性を俯瞰できるのは、なんだかワクワクします。

 

トップ5の資質が同じになる確率は3300万分の1

また、診断結果の種類が豊富なのも魅力。

 

私は「乙女座は」と言われちゃうと「何十億という人間を12種類で分けちゃうの!?」とツッコミをいれたくなる性分(^^;)

おまけに星座は自分で選べない!

 

一方ストレングスファインダーで、同じ診断結果が出る確率はとても低いです

 

トップ5で同じ順番が出る確率は3300万分の1。

 

仮にトップ5の中に同じの資質を持つ人がいたとしても、その詳細がどのように現れてくるかは人によって異なるそうです。

 

2,0版では組み合わせによって抽出された、5000種類のレポートから自分用にカスタマイズされた行動の指針が読めるようになっています。

 

※1,0版は34の資質の個別の解説までで、組み合わせの分析は出てきません。

 

そんなわけで、さっそくやってみました!!!

 

イラストレーターが挑戦した5つの強み 診断結果は?

まず、ストレングスファインダーで導き出される資質(才能)は、いわば無意識の行動パターン

 

音楽の才能、スポーツの才能、商売の才能、のように職業や専門分野が出てくるわけではないです。

 

本をパラパラめくりながら、イラストレーターに有利そうだなーと感じたものにこんな資質

 

限られた予算・媒体で最適な表現手法を編み出す「アレンジ」

クライアントやお客様の心に寄り添う「共感性」

お客様やモチーフ、一人一人の物語を考えられる「個別化」

 

どっこい、これらはTOP5には入ってきませんでした。(^o^;)

 

ずばり診断結果はこちら。

 

1 収集心 
2 学習欲 
3 内省
4 目標志向 
5 着想 

 

え!?うそ!?これ!?という動揺を抑えつつ、自分の診断結果を1位から、イラストレーター視点で見ていきます。

 

意外なことに、一位は収集心

これ、すっごく意外でした。

 

結果を見た瞬間「イラストレーターとしての強みが収集心ってそれでいいの!?」と、ちょっと信じたくないような感覚に陥りました(;´∀`)

 

コレクターとかデータを取るマーケターにベストマッチな印象です。

 

が、詳しい内容を見ていくと猛烈にあたってるんです。

 

※以下、引用の抜粋は公式サイトの診断結果ページから抜粋

 

「収集心」の才能が強い人は好奇心が旺盛です。

常にもっと多くの人たちのことを知りたいと思っています。

 

彼らは情報 が欲しくてたまりません。アイデアや本、記念品、引用文、事実など、特定のものを集めるのが好きです。

 

ただ興味があるから、それを集めるのです

 

彼らは多くのことに興味を持ち、好奇心を生まれ持っています。

 

世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です

 

なんでもかんでも集めちゃう、集めること自体が楽しい…。

 

片付けにハマってから、ものを集めることはそんなにないですが、子供の頃から一環して興味のある情報・知識を集めることは大好きでした。

 

子供の頃から今に至るまでの行動パターンを「収集」というキーワードで振り返ってみると、思い当たるエピソードがボロボロでてきました。

 

収集心で振り返る、こども・学生時代からの行動

・社会や国語の資料集を隅から隅まで延々読んでる。

(テストに出るわけでも、覚えたからどうって事もないのに、

知識が増えるのが楽しくてつい読んでしまう。)

 

・直接絵や創作に関係ない本も、ハマると何十冊も読む。

例えば遺伝子にはまると関連本を10冊以上立て続けに読む

図書館で予約して借りまくる。

(遺伝子の挿絵を描きたいなどの動機はない。ただ知りたいだけ)

 

本で出会ったキレイな言葉を抜書きしてマイ辞典をつくる

集めた言葉は色・動物・などジャンル別に整理

キレイなコトバが増えていくのが嬉しくて

貪るように詩集や哲学書を読みまくってました。

 

・スイッチが入ると、何時間もネットで調べ続ける

自分の納得の行く答えや情報がみつかるまでやっちゃうこと多々。

得た情報はデータ・文章・予測・画像・資料・覚書…

なんでも整理して保存

 

・描きたいモチーフがあったら、延々と何万枚でも資料集め続ける。

DVD借りて、図書館に通って、本屋に行って…

(描いてる時間より資料探す時間が長い)

 

…こうして文字に描いてみると、自分、集めてるなぁ

今までまったく自覚してませんでした。しゅ…収集…確かに。

 

収集心の資質はイラストの仕事にどう活きるか

これ、イラストレーターの仕事にどう活ききたのか?診断結果が出てから2,3日真剣に考えこんでしまいました。

 

フト思ったのがのが、大学を選んだのもこの収集心という資質が関係していたかもしれないということ。

イラストレーター志望しながら環境社会学科に進んだ。

私は絶対にイラストレーターになる!というメラメラした野心を持ちながら、美大ではなく、環境社会学科で4年間研究する道を選びました。

 

イラストレーターを志望するなら、芸術系以外の進学はどう考えても遠回り

 

しかし高校生の頃は、無性に自分の中が空っぽのように感じられて、日々焦燥感に駆られてたんです。

 

「世の中には知らない事、面白い事がたくさんあふれてる。」

「あかんな知らなさすぎて、あかん気がする

「社会のこと、動物のこと、人のこと、地球のこと…。」

「長い事表現していくには、若いうちにいっぱい吸収しなくては!」

 

たくさん知ることでものの見方の土台を作ったほうが、何十年ものイラスト人生、長期戦では強いはず!と考えました。

 

…という悩んで導き出した理屈が半分。

あとの半分は純粋に知りたいという欲求が抑えきれなかったというのが正直な所。

 

イラストレーターに絶対なる!という野心は大学に行きながらもボーボー燃えていたので、3回生の時に税務署に開業届を持っていって勢いで仕事も開始。

 

(この時は独立・起業関連の本がひたすら楽しくて100冊単位で読みまくりました。一度スイッチが入ると、無理とは分かってても全ての情報を網羅してみたくなるタイプかもしれません)

 

情報・知識は、ものの見方を磨く事ができる

以来、手探り状態ではありますがかれこれ12年間イラストの仕事を続けています。

 

遺伝子や脳科学や環境問題、貧困問題、世界情勢、化学物質、生態学…

 

子供の頃から本で集めてきた情報、大学の研究を通して得た知識は、絵の仕事ですぐに役立つ物でないことがほとんどでした。

 

それでも雑多に集めた知識は、連携しながらジワジワと副次的な力をうんでくれましたように思います。

 

収集心・知的探究心をベースにして生まれる力

仕事で具体的なモチーフを描く時に、物事をよく知ろうとする力、観察力

 

知識をバックボーンにした微妙な差異を搔き分ける表現力

 

分野を跨いだ雑多な知識があるからこそ持てる、ものの見方・思考力

 

クライアントがどのような課題を解決したいのか、背景や状況コンセプトから考える分析力

 

どのような表現でアプローチするのが最も効果的か考える、提案力

 

これらはどれも知識の引き出しをベースに、ジワジワゆっくり生まれてきた力に思います。

 

絵の仕事をする上で必要にな力の土台を作ってくれました。

 

 

創作を豊かにするオリジナルの世界観

また、自分なりの個性を編み出すのも、収集心は活きてくるのでは!?と思います。

 

絵を描く時によく思うのは「空っぽな自分からは、空っぽなものしかでてこない」ということ。

 

その人がどれだけおもしろいものを見てきたかどれだけおもしろい物の見方ができるか、どれだけ豊かな引き出しがあるかで、その質は大きく変わってきます。

 

すべての生み出された絵は、自分の知識や思考の上澄みのイメージ。

 

たとえ走り描きでも、スケッチでも、たった1枚に人生全部がつまっている。

 

縦横無尽で多種多様、脳内の混沌があるからこそ生み出すオリジナルの世界観も、きっとあるはず。

 

そう思いつつ、これからも引き続き貪欲に知識を集めていこうかと思います(笑)

 

【関連記事】

イラストレーターにとって効果的な読書とは【本を読んで表現力を深化する】

 

収集心の特性「飽きる」ことを活かしてみる

あらためて振り返るとこの32年の人生、ずーーーっと何かしらセカセカ集めて探してまとめて歩いてるような気がします(笑)

 

ずーっと雑多に色んな知識を集めてるということは、おそらく飽き性なんでしょうね。世界は知らないことだらけで、なかなかつのジャンルにとどまれない。

 

ただ、ずっと飽きていない事もあります。

 

それは絵を書いて生きていくということ。これはおそらく私の人生を貫く芯。

 

なんでもかんでも知りたい好奇心旺盛な部分は、一本の芯に掛け算ができれば「資質」が「強み」になるのでは?と思いました。

 

芯を持つことは大切だけど、ずーーーっと変わらないことは、停滞。

 

その時々で移り変わる、自分の心惹かれるものを、好奇心を持てるものを、変わらない自分の芯に都度掛け算していく。

 

常にフレッシュに、もっと太く豊かに育てていけるのかも?と思いました。

 

 

2位の資質 学習欲×イラストレーション

学習欲の特性

 

「学習欲」の才能が強い人は、常に学び、向上することに全力を尽くします。

 

学習のプロセスは彼らにとって、習得する知識と同じくらい重要なのです。

 

こちらも思い当たる節はすごく多くて、確かにコツコツ努力して、少しずつ出来ていくようになる過程はすごく楽しいタイプです。

 

1mmずつでも良い方へ変化していくワクワク感がすき。

 

例えば、人物クロッキーを極めたいと思った高校生の夏は毎日毎日、寝ても覚めても描いてました。

 

クロッキー帳を3日で使い切る勢いで、通学の電車の中で、授業中、帰宅後、妹を追っかけまわして…休日は公園で…何百人とコツコツ練習。

 

ずっと描いていられたのは、少しずつ、的確に形がとれるようになっていく過程がすごく楽しかったから

 

ジワジワ上達していくのを楽しむ資質は絵の技術を習得するのに強みになってきたかもしれません。

 

また、学習欲の資質で「お!」と思ったのはこれ。

学習欲は、仕事から刺激を受けたいと考えるタイプ

生まれながらにしてあなたは自分の仕事から刺激を受けたいと思っています。

これはイラストレーターという席の取り合いの厳しい世界で、10年、20年、30年…ずっと走っていくのにジワっと長く効いてくる資質な気がします。

 

絵の技術だけではなく、マーケティング・デザイン・社会の動き・トレンド、働き方・お金の流れ・チームワーク…イラストレーターが勉強する分野はたくさんあります。

 

仕事で知りたい事だらけ!次回もっと良くできる!と常に思い続けていられるのは、大変だけどワクワク毎日楽しいです。

 

探究心のある限り、絵のスキルもジワジワ上がるし一石二鳥。

 

実際絵の仕事は10年以上続けても学習できることに溢れてて、まったく終わりが見えません。

 

1つ絵の仕事をする度に、毎回「次回はもっとこうしよう!」と勉強・強化する点が見えます。

 

ちなみに全部忘れないようにEvernoteにメモ&チェックリストにして、今後の仕事に活用してます ←学習欲の資質の表れか!?

3位以下の資質はこちら

3位 「内省」×イラストレーターの仕事

・脳の筋肉を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好き。

・自分の考えを さまざまな方向から捉えるのが好きです

ところで、私オリジナルの5つの強みの組み合わせで出てきた詳細なレポートにこんなことも。

あなたはさまざまな洞察、トレンド、データ、今から数十年間の地球の人口予測を与えてくれる資料をむさぼるように読んでいるでしょう。

 

あなたは、特定の仮説が証明されるかどうかまったくわからないことがよくあります。

それでも、あなたはそのことを心の中、ノート、コンピュータにファイルしておく傾向にあります。 あな たは、今のうちに情報を蓄積し、後で取り出せるようにします。

これって収集心の資質の解説では?と思うのですが、内省の解説で出てきました。

収集心×内省が組み合わさると、こんな結果が出てくるんですね。

 

うーん、あたってます。

 

たとえ仮説でも調査のデータでも「ほう!!」と思ったことはなんでも保存したりノートにまとめたりしてます。

 

ちなみに人口予測の推移のデータもノートにとってありました。言い当てられてコワイ。

 

いや、イラスト制作に直接なんにも関係ないんですけどね。(;´∀`)ただ色々知りたいのです。

 

さて、具体的に内省の資質をより活かすにはどうすればいいのでしょうか。

「内省」をイラストの仕事に活かすには?

「内省」の行動指針

書くための時間をつくりましょう。

書くことはあなたにとって、考えをまとめて具体化する

最善の方法かもしれません。

行動指針は色々紹介されているのですが、今の自分に一番響いたのはこれです。

 

このブログ記事を描きながら痛感したのですが、描きながら「自分はそんなこと考えているのか」「つまりこういうことか」とフと腹に落ちてくる事が多々ありました。

 

頭のなかでフワフワと考えるのではなく、自分のやりたい事、未来、興味のあること、挑戦したいこと、こうしてブログなどで文字に落とし込んで行こうと思います。

 

やはり誰かに見られる前提に書いていくと、しっかり書こうという意識が働きますね。

 

その分、自分の脳内の声をちゃんと拾うおうと意識したり、散らばった思考の断片を整理することができました。

 

書くことで、自分を知る。

 

人生かけて取り組みたい「描く」というテーマを、「書く」事で、掘り下げていけるかもしれません。

 

以下、4位目標指向 5位着想と続きますが、長くなったので割愛!

 

ストレングス・ファインダーをやってみた感想 まとめ

今回ストレングスファインダーに挑戦してよかったことは、自分の行動のパターン=資質がわかり、目の前がクリアになったこと。

 

絵で開業して勢いで走ってきた20代を過ぎ、現在30代。

 

イラストの仕事ずっと続けてるけど、こんな進み方でいいのかな?と悶々としていました。

 

やはり、無意識下で繰り返している行動パターンは、無意識であるがゆえ認識できていませんでした。

 

診断結果をうけて、これからの仕事や、夢を叶える為にどんな戦法が効果的なのかが見えると、気持ちグンと前向きになります。

 

具体的に、こんな事を考えてみました。

資質を活かしてイラストレーターとして始めようと思った事

1収集心 → 
集めた知識をイラストとかけ合わせ、ブログでアウトプットしていく
2学習欲→ 
人に伝えることは、より多くを学ぶこと。
絵の技法・楽しさ・スキル・専門分野をアウトプットする

 

3内省→
頭でふわっと考えるのではなく、文字にする、可視化するなど
考える力を磨く。書くことで脳内のごちゃごちゃに秩序を生む。

同じイラストレーターでも夢の叶え方は3300万通り

同じ職業(イラストレーター)でも、どんな資質・強みを持つかは人それぞれ。

 

もちろん、本書でも述べられているとおり人間の特性をたった34の資質で網羅することは不可能ですが、1つの指針にはなります。

 

この診断結果だけでも、5つの強みの順位が全く同じになる確率は3300万分の1です。

 

ざっくりと考えても、3300万通りのイラストレーターとしての強みの活かし方が存在するということ。

 

強み(才能)を活かして夢をかなえる

全てのイラストレーターに配られている34枚のカード。

 

その中でも上位5つの資質は、自分が持ってる強力な「5枚の切り札

 

いわはスペシャルカード。

 

5枚の切り札の存在を認識できるか、そしてイラスト人生を充実させるために使えるか。

 

ストレングスファインダーは欠点に注目するのではなく、「強みの心理学」だとされています。

 

息をするように無意識に繰り返される、自分独自の行動パターン。

 

欠点を無理に克服するよりも、より自分らしい、自然なスタイルで、いきいきと進むことが出来ます。

 

診断結果で明らかになった「資質」を味方につけ、夢に向かって行動することで「強み」に育てて活きたいなと思います。

 

描くこと×幸せの価値も多種多様

またこのテストを通じて得た収穫がもうひとつ

 

一口にイラストといっても、それを描く人が無意識にどんな事に価値や幸せを感じているかも、いわば3300万通りあるって事なんだなぁと気づきました。

 

言ってみれば、当たり前なんですが、分析結果を読み込んでいって、人って無意識レベルでこんなにも違うのね、ぜんぜん違うのね。ということを実感。

 

例えば私はイラストを仕事にするのが楽しいタイプの人間ですが、純粋に趣味としてエンジョイしたい人もいます。

 

絵を楽しむ人の数だけ「絵を描く事の意味・幸せの形」は存在する。

 

自分の資質を知る事は、自分だけの「絵を描く事×幸せ」の価値観を知るための大きなヒントにもなるんだなぁと気づきました。

 

ものの見方が広がったようで、ドキドキしています!

 

以上、イラストレーターなりのストレングスファインダ-2.0の体験記でした!

 

興味のある方は是非挑戦してみて下さい♪

『さあ、才能に目覚めよう 新版〈ストレングス・ファインダー2.0〉』

 

楽しいイラストライフ、クリエイティブのヒントになれば幸いです♪

 

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