映画「僕の妻と結婚して下さい」レビュー 夫婦で見てきたよ!

映画 僕の妻と結婚して下さい ペアチケットキャンペーン

こんにちは♪大阪のイラストレーター、いぬいさえこ@Inui_Saekoです。

 

映画「ボクの妻と結婚してください」見てきました。

 

夫と二人で、上映時間の半分くらいは 泣いてました。(笑)

 

日頃忙しい子育て中のパパママ、これから結婚される方、また結婚はいいやと思っている方にも1度見ていただきたい作品です。

映画レビュー 「ボクの妻と結婚してください」

余命もののヒューマンドラマですが話全体を通してヘビーで暗いものではなく、コミカルであたたかいタッチで物語は進みます。

 

映画館でもドっと客席から笑いが起きるシーンも多数。

 

じんわりする場面もたくさんありますが、別れや病気のツライ涙ではなくあたたかく気持ちのいい涙でした。

 

ボクの妻と結婚してください あらすじ

ではでは、あらすじを簡単に♪

 

主演:織田裕二(夫) 吉田羊(妻) 原田泰造(理想の結婚相手)

 

ガンで余命宣告を受けた放送作家の夫。

 

なにげない日常を”おもしろい”に変換して、人に笑顔を届けることを仕事にしてきた男の最後の企画。

 

司会者が変わってもずっと愛される番組のように、これからもずっと妻と子に笑顔にしつづけたい…!

 

残された時間。夫は妻のために最高の結婚相手探しに奮闘!

 

ついに理想の相手が見つかるも…!?

 

ではでは、私的よかったポイントはこちら♪

 

(ネタバレには気をつけてますが、絶対イヤ!という方はお気をつけ下さい)

結婚するとごはんがおいしくなる!

まず良かったシーン!

 

夫がついに見つけ出した理想の結婚相手(あろうことか全く結婚願望なし!)に、結婚のいいところをキラキラの笑顔で熱く語る所。

 

結婚のメリットを説得するとなると、経済的な面、法制度的な事、社会通念での面、子孫を残せる事…なんて固く考えてしまいます。

 

ところが主人公の一言。

 

結婚すると、ごはんがおいしくなるんです!」

 

ごはんを食べに行ったらたくさん注文してシェアできる!…という「そんなこと?」という導入からはじまるものの、

 

何よりすごいのは家族の人数分だけ、料理がおいしくなっていくんです!!!

 

屈託のないニコニコ笑顔で、まっすぐに語る主人公。

 

ストンと胸に落ちてきました。そうそう、そういうことだよね。難しく考えすぎなんだよね。って。

 

一緒に暮らして家族でご飯を食べる。一緒に食べるから美味しくなる。

 

幸せって、アレコレ考えるほど難しくなる。

実はとてもシンプルなものなのかも…と思わせてくれます。

 

日常のトゲトゲやバタバタ引っくるめて夫婦

もう一つ良かったのは、素敵な夫婦ってなんだろうと思わせてくれた所。

 

全編通せば胸温まる夫婦のラブストーリーですが、主人公はキラキラした素敵なパパとして描かれてる訳ではありません。

 

ごみ捨てはしないし、子供のお弁当用のおかず勝手に食べたり、仕事三昧で帰りは遅かったり、プライベートも仕事の企画のことばかり。家族の予定も立てられない。

 

妻目線では「えー…(^o^;)」な部分結構あります。

 

ラブラブしている姿や、日常の中で愛妻家と感じさせるシーンも特にありません。

 

それでもいざ余命が幾ばくもないとわかると、滑稽なほどひたむきに考えるのは何よりも妻と子のこと。

 

素敵な夫婦ってなんだろう

実は、夫婦ともに互いに何も不満のない家庭なんてそうそう無いのでは…?と思いました。

 

子育て・家事・共働き…毎日の忙しさから、暮らしの中で大なり小なり「もっと○○してくれたら、もっと○○だったら」という気持ちも生まれてきます。

 

…理想のパートナー像を求めて「いい夫婦になりたい。理想の夫婦になりたい」と求めてしまったりもします。

 

完璧な夫も、完璧な妻もきっとどこにも存在しない。

何の不満も無いのが、素敵な夫婦なわけではない。

 

もっとこうしてくれたらなって部分があったり、たまには喧嘩もする。

 

それでもいい。

 

ベースの部分でお互いの人生や幸せのことをひたむきに思いあえていたらいい。

 

それだけでこの夫婦のように十分幸せな関係なんだと思えました。

 

ダメダメな夫、ダメダメな妻のままでも。

毎日忙しさに目を回していても。

お互いにできていないことが色々あっても。

自分にダメ出しして自己嫌悪、相手に望んでイライラするよりも。

 

パーフェクトじゃないお互いをハハハと笑えるような、ゆとりを持ちたいと思いました。(^^;ゞ

 

家事にやりがいがわいてくる!

離れがたいものは、家族と過ごす暮らしの中にある。

物語の中盤、ガンの進行から倒れ救急車で運ばれたものの一命をとりとめた主人公。

 

退院・帰宅して、夕日の指す静かな家の中。

 

ひとりゆっくりと、玄関・洗面所・部屋…と愛おしそうに家族の生活をなぞるように見つめるシーン。

 

磨かれた床に、ちょこんと並んだ3足のスリッパ。

 

三本の歯ブラシに、清潔にたたまれたタオル。洗いカゴの中の三枚のお皿。

 

なにげない、なにげない3人の家族日常。

 

夫の瞳の中で、日常のかけらのひとつひとつが夕日に照らされて切なくキラキラとあたたかく光ってます。

 

普段やっている家事って、こんなに愛おしいものなんだったって思いました。(`;ω;´)

 

家事は生産性がないもの?

直線状に積み重なっていく仕事と違って、家事のほとんどは次の日には元通り。

洗濯物も、ご飯作りも、そうじきも、終わりは来ません。

 

どれだけ労力や時間を費やしても仕事ほどには評価されないし「こんなに進んだ!」という成果も見えづらい。

 

生産性のなさやに時に辛く感じることも多々ありました。

 

でも、生産性がないってことは、決して無い。

 

家族の健康や居心地の良さ、安心感の土台。

 

一緒に過ごせる幸せな時間。人生で一番輝いているものを日々作り出しているのかもしれない。

 

そんな風に思えるシーンでした。

 

主人公が熱く語る、結婚についての一言が印象的です。

 

「結婚は生活です。所帯じみた共同生活です。そこがいいんですよ。」

 

ラストシーンで知った、妻の愛のかたち

私はなかなか妻側に感情移入できなかったのですが、ラストに明かされる話で、「そういうことだったのか…!!!」と、ジワっときました。

 

この大どんでん返し、うまいなぁと思いました。

私なら同じことをできるだろうか、思いつくだろうか。

 

放送作家としての夫の仕事含めて、クリエイターとしてすごく大切にしていたんだなぁと思います。

 

大切な人の、仕事や生きがいを大切にすることも、愛の形なんだろうなって思いました。

 

自分にできるかと考えてみると、きっと出来ない。自分の感情を優先しちゃいそう。

 

でも大切な人の仕事や夢を大切にするということ、それも愛だよなぁ…(`;ω;´)とじんわりと感じました。

 

 

映画の感想 今日のちいさな幸せが輝く作品

映画を見る前、私はモヤモヤと焦っていました。

 

こんな家事に育児に仕事にいっぱいいっぱいな毎日でいいのだろうか。

 

もっとキチンと立派な目標とビジョンを持って人生を謳歌せねば!という焦燥感がフツフツと溢れていました。

 

残された人生、生きがいを持って生きるには…!

何に打ち込むか!?どう生きるか?

 

…こんな壮大かつロングスパンの視点を得るヒントになるのでは?期待がありました。

 

しかし映画を見終わった後に感じてたのは、帰って家族と一緒になんのごはんを食べよう。息子と何してあそぼう。次の週末どこにいこう。

 

…そんな今日あしたのこと。

人生の幸せも意義も今日の中に。

命が限りあるものだと感じると、逆に日常や身近な物事に目が向くのかもしれなって思いました。

 

こんなテンテコマイな毎日に幸せは詰まってる、とそう思わせてくれる作品でした。

 

これでいい。テンテコマイなままで、いい。

今日のおうちのなかに、幸せはそっとある。

 

幸せな小さな点がテンテンテン…とつながって行って、長い人生の大切な何かになる…。

 

今日誰かと食べるご飯が、じんわりとおいしくなる作品です。(`;ω;´)

 

おまけ たまには夫婦で映画館に行くのもいいっ!

映画館ならどっぷり世界に入れる。

結婚して、お互い働いてたり子供がいたりするととにかく忙しくてなかなか夫婦で映画いこう!ってなりませんよね。

 

おまけに私は節約志向。

 

そのうちTVで放送するかもしれない。

よっぽど見たけりゃDVD借りれば安いし…!

電車代や映画館1800円×二人分もったいない!

 

…なんて思ったんですよね(^o^;)

 

でも今回はすごく気になって、思い切って時間を作ってエイヤ!と行ってみました。

実に夫婦で映画館は3年ぶり。

 

結果、二人でボロボロじんわり号泣。よかったです…。

 

CMは入らない、寝かしつけた息子が泣いて起きてきて中断することもない。忙しいから続きは明日見よう、ということもない。

 

完璧に作品の世界に入れました。 いや~映画って、いいものですね。

 

いい作品は、日常をちょっとだけ変える力を持つ

 

同じものを見て、二人で涙をながす。
こういう瞬間が年に1度でもあると、やっぱりいいなぁと思いました。

いい作品は心の糧になりますね。

 

純粋に忙しい毎日のリフレッシュに。

 

なにより気持ちや視点が変わると、ダラダラと感じてた日常もちょっと新鮮に生まれ変わります。

 

映画「ボクの妻と結婚してください。」公式サイト
bokutsuma-movie.com

 

日々忙しいご夫婦の方、これから結婚される方、結婚てどうなのよと懐疑的な方にも。

是非一度見ていただきたいオススメの作品です♪

 

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