捨てる×デザイン思考『8割捨てる!情報術』【読書メモ】

こんにちは♪大阪のイラストレーター、いぬいさえこ@Inui_Saekoです。

 

今日紹介するのはこちら「8割捨てる!情報術」です。

 

8割捨てる!というキャッチのが本屋で目に飛び込んできて手に取りました。

 

 

そんなに捨てていいの!?と思ってしまいますが、「きちんと二割の情報を生かせれば、いたずらに情報に追われることがありません」とのこと。

 

情報におぼれまくってる自覚のある私にとっては、心に刺さるフレーズ満載の本でした。

 

特にグサグサっときた話はこちらの3つ

大切な情報は2割

仕事の成果の8割は、手にできる情報全体の2割で生み出される

パレートの法則、いわゆる20:80の法則という考え方があります。

 

例えば、ビジネスにおいて売上の80%は全顧客の20%を占める優良顧客によって生み出させれる…というような現象とのこと。

 

著者はこの現象は情報にも当てはまるといいます。

仕事にしろ、勉強にしろ、しっかりした経験を積んでいくと、情報に触れた時に何がポイントなのかが瞬時にわかるようになる。エッセンスを抜き出せるようになります。

 

自分が触れる大量の情報の中から枝葉末節を取り除き、本質だけを抜き出せるようになれば、仕事の時間を短く短縮できるわけです。p48

 

またどんなに役立つ本でも、全く新しい内容はせいぜい2割と言われているとのこと。

 

私は本を読むとつい「全てのページにいいことが書いてある」気がしてしまいます。

 

「なるほど!」と頷きながら付箋を貼っていった結果、1冊に100枚近く貼ってしまうことも頻繁にありました。

 

当然、あとから読み返してもどれが重要なのか分からず、たいして復習にはなりません。

 

注意深く読んでいるつもりが、結果的に散漫に読んでいたのかもしれません…。(^o^;

 

そもそも「自分にとって価値を生み出す部分は2割」

 

そんな心構えで読むともっと仕事に活きる読書ができるかもしれません。

 

また、次に話にもそうそう!そうなんですよね!!!って膝をポンポン叩きたくなりました。

不要なものを見極めるのは、難しい

私の尊敬するドラッガーは、「難しいのは劣後順位の決定」と言っています。

必要なものより不要なものを決めるほうが難しいというのです。p113

 

この話、デザインやモノづくりにも繋がっています。

 

イラストの「カット」の語源は「cut (けずる)」

創造の「創」の意味は「けずる」

 

つまり、不要なものを取り除き、物事の本質の部分を可視化することなんですね。

 

絵を描いていて一番難しいと感じるのは、必要最小限の要素か見定めること。

 

描くことは、ある意味簡単。ただただ見えるものを紙にガリガリ描いていけば形には

なります。

 

でもそれ以上に描かないことの方が、ずっと難しい。

 

服の皺、髪の毛…モチーフを見つめれば見つめるほど、あらゆる細部がどんどん目に飛び込んできます。

 

そしてそのどれもが、描くべき要素という気がしてきちゃうんです。

 

もの・ごとを表現するときに、構成する一番大切な部分が何なのか

 

必要最小限の構成要素…「核」が分かっていないと、決して削ることはできません。

 

だからこそ本を読む時「大切な部分はどこだ?」と意識しながら読むのは、デザインやイラストを描く上でも大切な着眼点の筋トレになるはず!と思います。

 

では具体的に重要な2割を探しながら読むにはどうすればいいのでしょうか。

 

アウトプットを逆算してインプットする

私が読むべき記事を選ぶ際に重視しているのは、それをよむことによって、自分の仕事に具体的にどのように役立たせることができるのか、成果(アウトプット)を生み出せるのかイメージすることです。

 

アウトプットを具体的にイメージしないままにインプットしていては絶対いけません、それこそ情報収集自体が自己目的化し、ゴミの山に埋もれてしまいます。p28

 

なるほど、絵を描く時でも言われてみればそうです。

 

何を伝えるために、どんなタッチで、どのように描くか。

 

ゴールのイメージが頭にあってはじめて、モチーフの大切な部分「描くべきポイント」が見えてきます。

 

本を読むときSNSや新聞で、情報を得るときも全く同じ事かもしれません。

 

仕事に活きるポイントはどこか、いまの自分の仕事に活かすにはどうすればいいか。

 

自分の事に落とし込んで、具体的な「ゴール」をイメージしながら読み進めるのが大切なんですね。

 

また、アウトプットをイメージすることは、理解や記憶の定着にも効果があるようです。

 

アウトプットするとより深い理解ができる

例えば私は、仕事やイラストの役に立つ話はブログにまとめようと思ってます。

 

ゴールを「イラストに関心のある人に分かりやすく伝える事」と設定すると、本の読み方も変わってきます。

 

引用するとき、イラストに興味を持つ方にとって、より響くキーワードは何か。

 

イラストに活かす上で、話の要点はなんなのか。

 

著者によると、第三者に分かりやすく説明するためには、内容を咀嚼し、要点を明確する必要がある。これが「思考する訓練」になり、真剣に考えることで情報が深く長く定着するようです。

 

役に立つ情報はアウトプットすることで「人のためにも」「自分のためにも」なるんですね。

 

いままで本で得た情報は紙のノートや、自分だけが閲覧できるEvernoteにまとめて、ただただ自己完結していました。

 

これは読書を仕事に活かすという面から見るとイマイチだったようです。

 

「どうやって人にわかりやすく伝えるか」という出口(ゴール)を意識しながら読んでみようと思います。

 

情報を得るのに投資した時間を考えよう

また、著者は情報収集のROIの視点が大切といいます。

 

ROIはリターン・オン・インベストメント(投資対効果)。

 

投資に見合った利益を生み出せてみるか見る指標。

 

情報収集のROIを考えるというのは、いま情報収集にかけている時間と動力は将来的にどれくらいの利益を生み出せるのかを意識するということ p118

 

たとえば、1500円の本を買っても、途中で全く役に立たないなー、と思ったらすぐ読むのをやめるのが合理的な選択。

 

1500円は返ってこないし、読了した所で全く役に立たないのであれば、他の生産的な事をする時間にあてたほうが得をする、ということのようです。

 

なるほど、貧乏性の自分としては1500円分のモトをとるぞー!と読んでしまいます。

 

でも、モトを取るベストの方法は読むことではなく仕事に活かすことなんですね。

 

仕事で価値を生み出すのに貴重な資源は「お金」以上に「時間」です

 

情報を集める事にどれだけ時間という資源を投下しているか、そんな視点を持っていこうと思います。

 

そして、この本で個人的に一番ぐさっと刺さったフレーズはこちら。

情報はつかってなんぼ

情報は使ってなんぼ、情報に私達の人生の貴重な時間を使われてはいけません。p205

 

無駄な情報ばかりためこんで、情報デブになっている人は、まず1歩を踏み出しましょう。

 

フットワーク軽く動き続けていれば、たまった贅肉を知的筋力への変えることがきっとできるはずです。p191

じょ…情報デブ!ブヒー私のことです!

 

この本に出会って、アウトプットなきインプットはただの無駄!と思いました。

 

いや、あたりまえのことかもしれませんがお役立ち情報集めるのが大好きな自分にとっては、ある意味革命的な変化です。

 

本を読んで、仕事をしたような気になるのは卒業します(^o^;

 

どれだけ私が「自称・本読んでます。情報あつめてます」といったところで、お客さんからみたら「へーそれで?」ってなもんですよね。

 

情報は、誰かの役に立つ形にして、活用してなんぼ。発信してなんぼ。

 

一人のフリーランス・イラストレーターの「困った」を解決してくれた情報。

 

それは、どこかのフリーランスだったり絵を描く誰かにとっても、役に立つ情報かもしれません。

 

Evernoteにまとめて自己満足するのではなく、役に立った情報はたとえ5行の抜書きでも、ブログにアウトプットして行こうと思います。

 

アウトプットする事で情報に価値がうまれる前に進める

 

そう力強く思える1冊でした。

 

情報を活用したいクリエイターの方におすすめ

お金・経理・営業・売り込み・イベント・ブランディング…フリーランスをやってると、食べていくのに必要な情報は山ほどとあります。

 

また、仕事の分野…イラスト業界の動向 便利なツール Photoshopやillustrationなど制作ソフト 制作技法でもどんどん勉強して仕事に役立てたい所。

 

未読の本や絵の資料が積読状態、役に立ちそうなツールやSNSのブックマークがごちゃごちゃ溜まっていく…

 

情報は何かと持ってるはずなのに、活かせてる感が持てない!

 

私のように情報に溺れるデザイナーやイラストレーターの方におすすめです。

 

「デザイン思考」「ものづくり」に活かせるエッセンスもありますよ!

 

是非読んでみて下さい♪

 

 

 

 

SNSでもご購読できます。

Ad