写真を参考にイラスト化。著作権ってどうなるの?

ハリネズミのイラスト 水彩画 素朴なイラスト

こんにちは♪大阪のイラストレーター、いぬいさえこ@Inui_Saekoです。

 

イラストレーターへ絵を発注する時に「こんなかんじで」と写真の資料を渡したりすることありますよね♪

 

このときに意外とよくわからないのが、写真の著作権・肖像権。

 

写真をそのまま商品やポスターに使うわけじゃないし、絵にするんだからOKでしょ?

 

ここの部分、実際の所どうなのでしょうか。

 

というわけで今日は「3分でわかる!イラストに使いたい写真資料の著作権」です∩(`・ω・´)∩

 

参考資料にも著作権・肖像権がある

赤ちゃんとパパ・ママ 子育て、育児 赤ちゃんのお世話・ケア基本的に、イラストの資料となる元画像の写真には著作権があります。

 

さらに人物写真ならモデルさんの肖像権も。

 

このため雑誌の切り抜き、ネット上で画像検索で拾った写真…。

 

「このままソックリに描いて!」とオーダー頂いても、基本的にはご要望にお応えできないんです。すみません…!

 

参考資料 NGケース

・形が丸写し、もしくはトレース

・イラストを誰が見ても「この写真を元にしている」とわかる

 

「資料を参考に」といっても…ここまですると写真を撮影された方への著作権の侵害になってしまうんですね。

 

お客様から「この通りに!」とご希望頂いてもまるごと同じものは描くことができません。

 

リアルで正確性を求められるイラストは、資料なしに想像だけで描くのは不可能に近く、かといって資料通りに描いても著作権的にNGになることも。

 

実際のご依頼の現場でも、このバランスは結構難しいシーンです。

 

ではでは、こんな時どうすればいいのでしょうか。

 

イラスト資料の著作権問題 こうすればOK

カメラ 資料の撮影 写真やイメージ画像

お客様が使用権を持ってない写真資料に関しては、このように対応させていただいてます。

 

トレースにならないよう参考にする。

実際のお仕事で一番多いのはこのパターンです。

 

「まるごと同じように描く」ことはできないことをお客様にご理解頂いた上で…

 

・色味やニュアンスを伝えるのに使う

・モチーフを参考にしつつも構成や角度を変える

・1枚の写真ではなく、複数の写真のパーツから構成する

・一部パーツのみ、トレースにならない程度に参考にする

 

資料をそのままベースに使うのではなく、方向性を定めるための一つの素材として使うイメージです。

 

資料写真の著作者に問い合わせて、使用許可を得て頂く

 なかなかないケースではありますが、「どうしてもこの写真の通りに描いてほしい!」という際は、どうすればいいのでしょうか。

 

ズバリ、写真を撮影した方にOKを貰えれば問題ありません。

 

著作権の侵害とはそもそも、だれかの著作物を使う事自体がNGなのではなく、許可無く使うことがNGなのですね。

 

ただネットサーフィンで拾った画像は、誰が撮影したかが分からないというケースも有りえます。

 

また個人のHPで趣味で公開されている写真は、企業が運営している素材写真サイトと比較すると、必ずしも撮影者にすぐに連絡が取れなかったり、タイムロスが生まれる可能性も。

 

問い合わせた上で、使用料が必要なケースもあるかと思いますので、まずは連絡・交渉…という流れになります。

 

ネットから保存した画像でもOKな場合

イラストの制作 デザイン 色のイメージ

 

イラストレーターに全体の色合い雰囲気ニュアンスを伝えたい…。

 

こういった場合概ねイメージを見て参考にするだけなので、ネット上の画像でも基本的に問題ありません。

 

お客様がどのような表現を求めているのか。さらにこれから制作するイラストを通じて「伝えたいこと」は何なのか

 

まだお客様の中でも言語化されていない微妙なニュアンス等を紐解いていくのに、具体的なビジュアルは大きなヒントにもなります。

 

【関連記事】

イラストレーターへ資料を渡す時必見!よく伝わるコツ

 

写真で具体的なモチーフを指定するときは要注意

しかしモチーフをかなり具体的に詳細に描写する必要がある時。

 

まさに「○○をこの通りに描いて欲しい!」とオーダーする場合は、注意が必要です。

 

まさに著作権の問題で、リアルに細かく参考に描写しちゃうとNGになってしまうことがあるんですね。

 

モチーフを写真を参考に正確に描いて欲しい!という方は

次の2つの方法がおすすめです。

 

・お客様自身でイラストの資料を撮影する

・写真資料を商用利用可の写真サイトで探す

 

詳しく見ていきましょう。

 

絵の資料を自分で撮影する

スマホで写真撮影 イラストの資料

まずオススメのスムーズな写真資料の用意の仕方はこちら。

 

・自社の製品や地元のスポット

・自分がいつも使っている楽器…etc.

 

…発注した絵のモチーフが、身近で撮影できる場合。

 

お客様ご自身でパシャッと取って送っていただけると、著作権の面はクリアできちゃいます♪

 

自分で撮る写真はアングルも自由自在!ピンポイントに描きたい部分を伝えられるので、イメージのズレもありません。

 

納期も短縮されたり、イラストの精度が上がったりメリットがいっぱいありますので、是非おためしくださいヾ(o´∀`o)ノ

 

【関連記事】

イラストの依頼に♪自分で撮影した資料を渡す3つのメリット

 

商用利用可の写真素材サイトで検索する

パソコンで資料を検索する インターネットで調べる次にオススメの方法がこちら。

 

資料となる画像を検索される際に商用利用可のサイトを使用すると、著作権上の問題をクリアできます。

 

もちろん、写真素材サイトによってそれぞれ規約が違うので、念のためイラストレーター側でも制作に取り掛かる前にに確認する必要はあります。

 

少なくとも、権利関係が宙に浮いている、ネットの大海原で拾った画像よりもよっぽど規約や使用許諾の確認などもスムーズです(^o^)

 

たくさんの美しいイメージ写真が高画質で公開されていて、色や雰囲気などでも検索が可能なのでおすすめ♪

 

特に「ぱくたそ」さんはネタ満載でつい時間を忘れてウロウロしてしまいます。/(^o^)\楽しい…

 

商用利用可の写真素材サイトさま

ぱくたそ-フリー写真素材・無料ダウンロード

 

写真素材|無料素材のフリーダウンロードサイト【写真AC】

 

資料を渡すときは、写真の身元を明らかに

イラスト制作の打ち合わせ 方向性やコンセプトを決めるネットで拾った画像、自分で撮った写真、知り合いが撮った写真、商用利用可の素材写真… 一口に資料写真と言っても、その出典元は色々。

 

実際のお仕事でも「これ…どこまで写真のとおりに描いていいの?(^o^;)」と、渡された身元不明の資料を手に???となることも結構あるものです。

 

「ネットの画像検索で拾ったやつなんだけどね」

「これは自分が撮った写真だよ」

 

こんな風に写真を手渡すときにひとこと添えていただけると、とってもスムーズです♪

 

参考資料の著作権、知っていれば制作もスムーズ♪

3分でわかる!イラストに使いたい写真資料の著作権、いかがでしたでしょうか。

 

イラストと写真資料の権利関係「だめなの?いいの?」意外とわからないですよね。

 

・絵にする場合でも丸写しだと著作権侵害になる。

・制作の現場ではトレースにならないよう参考にしている。

・ただし撮影者が使用許可を出していればOK

 (無償・有償のケースがあります)

・自分で撮影した写真なら問題ない

 

知っておけば、写真資料の用意や権利関係の話もスムーズで、制作もスイスイっとすすみます。

 

イラストも早く仕上がってきますので是非、知っ得情報ご活用下さい。ヾ(o´∀`o)ノ

 

イラストレーターへ絵を依頼する時のヒントになれば幸いです♪

 

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